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2017/05/11(木)

腰痛6.「骨が悪い」⇒「変形性腰椎症」

カテゴリー:腰痛

 

ここまで変形はしませんけどね。

人間トシをとります。
それは誰もが逃れられない事実です。
全てのことがらは永遠ではなく変化する。祇園精舎の鐘の音にもそんな変化の兆しを見出して、
真の自由を求め、木魚を叩きながら走り続けた有名な人が言っていますが、それはそれとして。

人の骨も硬くて変わらない気がしますが、常に壊され、作られています。
そうでないと、背は伸びませんし、骨折は治りません。
全とっかえするのに3年から5年と、実に気の長い話ですが入れかえは起きています。
作られるよりも、壊される方が多いと「骨粗鬆症」になりますし、余計なところに作られると「異所性骨化」という現象が起きます。

臨床の場では、限りなく悪口にならないように、単語の使い方に気をつけます。
「トシを取ると」 ⇒ 「人生経験を重ねると」「人間ベテランの域に達すると」
「高齢の女性」 ⇒ 「超ベテランの女の子」または「昭和のお姉さま」
「太っている」 ⇒ 「質量が大きい」「体積が増える」「ヒトとしてボリュームが増す」
「痩せた方が良い」 ⇒ 「脂肪を手放した方がいい」「サイズを落とした方がいい」

あ、そうそう。
全く、何もしなくても体重を減らす方法があります。
赤道直下の高地に行きましょう。
http://gigazine.net/news/20130929-gravity-varies-across-globe/
体重は質量と重力の影響を受けますので。
0.7%ほどですケドね(笑

それはともかく。

人生ベテランの域に達すると、骨の形状が維持できなくなります。
同じ姿勢や同じ作業の繰り返しにより、負担のかかる部分はある程度決まってきますので、その部分に変形が起きます。そこの骨の端っこが棘みたいに出っ張ってくるのです。
これを「骨棘」と呼びますが、出っ張るだけなら害は無いんですが、それが椎間板を傷つけたり、神経に触ったりします。
ひどくなると椎体の変形が蓄積して、背骨全体が丸くなり、腰の曲った「お兄さんを超越したスーパーお兄さん」になるわけです。
悪化すると手術という選択肢もありますが、ほとんどが年齢が3ケタに近づきつつある皆さんですから、手術自体が難しいわけです。
症状として、腰に鈍痛やこわばりを感じ、寝返りや立ち上がり、動き始めに痛みが出ますが、動き続けると徐々に楽になっていきます。

待って待って。それっておかしくないですか?

骨の棘が当たって痛いんですよね?
じゃあ、なんで動き続けると楽になるんでしょうか?
逆に何度も当たって痛いんじゃないんですか?動くと炎症とか起きそうな気がしませんか?
別の何かが原因のように思えませんか?

骨の変形は治せません。
カイロプラクティックなどで、歪みを取っても骨の変形は残ります。
でも、骨棘以外に原因があるとしたらどうでしょう?
なんか痛みを改善する方法があるような気がしてきませんか?

諦めずにその方法を探してみませんか?

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

 

 

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