2017/06/17(土)
症例「高速バスによるギックリ腰」
カテゴリー:症例
何件か、同様の条件でギックリ腰の方が来院されました。
しかも、ある程度同じ原因でした。
1.20代女性。
ギックリ腰という判断で来院。自覚症状も所見もギックリ腰。
急性の筋あるいは筋膜性の腰痛。
この4月から都内の銀行に就職が決まり、青森の実家に帰省して横浜に戻り、
引っ越し作業をしていた際に腰に違和感が走る。
翌日痛くて動くと痛い、ある程度軽症のギックリ腰。
2.20代男性。
ギックリ腰という判断で来院。自覚症状も所見もギックリ腰。
急性の筋あるいは筋膜性の腰痛。
この春から特殊な就職が決まり、学生最後ということで、石川県に観光旅行。
旅先で帰り際に腰に違和感が走る。
翌日痛くて動くと痛い、ある程度軽症のギックリ腰。
さて。共通点は多々あります。
年齢帯、遠距離の移動、戻り際の違和感。
ここでポイントがいくつかあります。
・旅行に出発前後の疲労。
女性は戻ってから引っ越し作業を3日間ぶっ続けでやりました。
男性は行く前に1週間ぶっ通しでレストランでバイトをしていました。
・移動手段が高速バス
どちらもギックリ腰を起こす前の移動手段が高速バスでした。
女性に至っては、乗車時間が10時間を超えています。
という事で、
「普段と違う事をする前後に疲労すると腰がヤバイ。」
「高速バスってどうよ?」
という2つが挙がります。
横浜から名古屋まで0泊3日で往復高速バスで旅行をした20代前半の女性は、「腰が伸びない」という主訴で来院した事があります。
もちろん、高速バスはお得です。営業妨害をするツモリはありません。
ですが、うまく使って下さい。
行く前にちゃんとコンディションを整え、余裕を持った日程で、旅先ではほどほどに、戻ってからはしばらく休む。
これでギックリ腰は防ぐことができると思います。
たぶん。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
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