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2017/10/12(木)

症例「発作性低血糖症」【横浜菊名の整体院 一宇~ITIU~】

カテゴリー:症例

 

整体じゃないんですが、どうもこの症状の原因を見つけたっぽい経験を報告します。

43歳男性
昼過ぎから夕方にかけて、時々体調が急激に悪化するとのこと。
意識の混乱、強烈な空腹感と手の震え、冷汗と動悸。

ご自身でも色々調べて「低血糖」の症状であることまでは突き止める。
大病院の糖尿病外来で精密検査をするが、特に糖尿病ではない。
血糖値の負荷試験を提案されるが、原因の究明に繋がらないのとの判断で検査せず。
アレルギー不明。花粉症が多少。トロピカルフルーツ系のものがあるかもしれないとのこと。
他に内科病歴は無く、家族にも糖尿病は居ない。
スポーツ特に行わず散歩程度、喫煙無し、飲酒付き合い程度、身長体重平均的。
低血糖症のハズなので、甘いものの大量摂取も控え、GI値の低い食事に心がける。
発症すると1時間程度で治まるが、その間は何もできないとの話。

さて、この低血糖。
通常は、糖尿病の患者さんがインスリンを打って、血糖値が下がりすぎる。というのが非常に多いケース。他に薬剤性とか、空腹時のアルコール摂取とか、激しい運動直後とかがありますが、危ないのは膵臓腫瘍とか肝臓に問題が有った場合。
稀に自己免疫疾患などがありますが、急激に下がるかどうかは原因次第。

症状として意識の混乱、おかしな行動、集中力の散漫、眠気、発語困難、頭痛、複視(ふくし)、けいれん、昏睡、空腹、発汗、震え、不安、動悸(どうき)、口唇乾燥などが上げられます。

で。
血液検査はできませんから、とにかくヒアリングに徹します。
・起きる条件があるのか
・月に何回くらいか
・何かを食べた後に出るのか。習慣的に取っているものがあるのか。
・運動は関係があるのか
・場所や状況に共通性があるのか

などなど。
関係のありそうなものから、無さそうなものまでをいくつでも挙げてもらう。
結論として、

コーヒーを凄い勢いで飲んでいた

というものでした。
習慣的に多量のコーヒーを摂取していた。
しかも、極度のストレス下にあった。
恐らく、副腎皮質が疲弊状態にあり、大量のカフェインを摂取するとどうなるか。
血糖コントロールができなくなり、ワケの分からない状況に陥ります。
ストレスで副腎皮質が疲弊して、ホルモン分泌が正常に保てない。
大量のカフェインを摂取して、血糖値が上がろうとする。
血糖値が上がれば、当然インスリンが分泌されて血糖値が下がる。
なんて感じに血糖値がヤヤコシイ事になり、彼の場合は発作性に血糖値が下がる。
という症状に繋がったと考えられます。

という事で、カフェインの多いものはできるだけ避けてもらう。
または、摂っても少量にして、休日等の起こっても安全な状況に限って。
結果として、症状は出ていないので正解なんだと思います。
本人も納得していましたし。

という事で、探せば見つかる場合もある。
という話でした。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

 

 

 

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