2017/11/09(木)
本「ぼくは麻理のなか」(全9巻)
カテゴリー:お勧めの本
息抜きにマンガです。
とは言えません。
内容がかなりシリアスだからです。
ある日、大学に行くことができなくなって引きこもりしている主人公「小森功」。
唯一の楽しみが夜間に決まった時間にコンビニに現れる女子高生「麻理」を尾行すること。
全てが嫌になってステバチになってしまった中、それが唯一の救いの時間。
いつものようにやましい気持ちと葛藤しながらも尾行をしていると、突然意識を失ってしまう。
翌朝、目が覚めると自分が「麻理」と身体が入れ替わっていた。
なんていう、昔からある「人格入れ替えモノ」、
例えば「ココロコネクト」とか
古くは「転校生」とか
最近の大ヒットの「君の名は。」とか
色々なテーマと角度と設定で描かれている代表的な妄想テーマだったりするわけですが、この作品は少し違うパターンです。
普通は超常現象モノで、2人の人格が入れ替わる。というものが大半。
しかし、この作品。「入れ替わった相手の人格が行方不明」という。
最後まで読んで、「ああ。そういう話だったのか。」と納得して、もう一度読み返す必要がある側品は非常に珍しい。
心の闇や現代社会のアレコレを描いた作品です。
あ、そうそう。
ドラマ化もされているようです。
http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4c07/?wapr=598b148d
「横浜市菊名駅前の慢性腰痛専門整体院 一宇~ITIU~」
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