2018/02/11(日)
腰痛「腰痛の喫煙の関係性」
カテゴリー:腰痛
喫煙の害に関しては、色々な情報が嫌というほど流れています。
社会的にも受動喫煙防止条例のような法律も施行され、飲食店でも分煙され、堂々と吸える店舗はパチンコ屋さんだけ。
しかも、1箱あたりの値段が、私の最初の記憶はハイライトが140円の時代。
私が吸っていた頃でも320円までで、現在は420円とか440円とか。
といった御時世。
それでも止められない理由は良く分かっています。
私が禁煙したキッカケは、「肺に穴が空いたから」。
自然気胸って奴ですね。
肺は肋骨側にある壁側胸膜と、肺側にある臓側胸膜という2重の膜に包まれていて、その間に極めて少量のサーファクタントという水分が入っており、2枚の膜がへばりつかないようにしてくれています。
何かの原因で、胸膜に穴が空きます。外傷の場合は壁側でしょうし、私のような自然気胸は臓側です。
するとどうなるか。2枚の膜の間に空気が入ってしまい、肺が膨らむ事ができなくなります。
当然、肺に空気が入らないので、息苦しいったらありゃしない。という状態。
治療法として、その空気を抜きます。その後、内視鏡で破けた部分を縫合するか、自然に塞がるまで待ちます。大体1週間くらいですね。
そんな状態でタバコを吸おうものなら、その煙はどこに行ってしまうのか。
ほら、やめようと思いますよね??
さて、腰痛との関係です。
タバコの中毒性はニコチンによるものですが、喫煙で問題になるのは煙部分です。
この煙、かなりの害となる物質が含まれて居ますが、最も問題になるのは「一酸化炭素」だと思います。
火事や不完全燃焼で、場合にょっては死に至る事がある「一酸化炭素中毒」のアレです。
酸素よりも赤血球のヘモグロビンと結びつきやすく、放しにくい気体です。
すると、どうなるか。
常時、身体が酸欠を起こします。
それを補う為に、喫煙者の赤血球数やヘモグロビン値は高いです。
ちなみに、白血球数も多いです。有害物質を取り込んでいますから。
酸欠が起きるとどうなるか。
酸素供給が足りずに、筋は疲労します。
血行不良が起きますので、神経にも影響が出ます。
神経も細胞ですから、血管が行っています。でないと細胞が死んでしまいますので。
この「神経を栄養する血管」にも影響が及び、神経が酸欠を起こしも神経痛や痺れが出る可能性があります。
ですから、喫煙している腰痛の方に提案。
禁煙してみませんか?
ヘモグロビンから一酸化炭素が離れるのは、禁煙して最低でも12時間以上が必要です。
ざっくりですが、実際に体感した数字です。
試しに頑張って3日間だけ禁煙してみて、腰痛が楽になるのであれば、禁煙すべきだと考えています。
モチロン、3日頑張れば1週間、1週間頑張れたのであれば、1か月という罠が待っていますケドネ♪
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
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