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2018/04/09(月)

健康豆知識「免疫を活性化すると言うけれど」

カテゴリー:健康豆知識

 

まずは画像をご覧頂きたい。

ヒトの血液を理科の実験で懐かしいスライドグラスに薄く引き伸ばし、色を付けた上で顕微鏡で見るとこんな感じ。

 

丸くて真ん中あたりが白いのが赤血球。酸素や二酸化炭素を運びます。

ぷちっとゴマみたいに小さいのが血小板。出血した時に、血を止めるのに活躍します。

そして、分かりにくいですが紫色の何かが入っているのが白血球。恐らく好中球だと思います。

これがヒトの血液の中の細胞成分です。

赤血球が1ml中に何百万単位でありますが、白血球は何千単位ですので、これだけ数に差があります。

 

本題。

白血球は、異物を除去したり、細菌を退治する事が良く知られています。

そして、色々なTV番組や雑誌などで「免疫を上げる」特集が組まれています。

それでは、「免疫力ってどうやって測るんですか?」というのが今回のテーマです。

免疫力は白血球が担当します。それでは白血球の数を数えれば良いのでしょうか?

例えば、風邪をひいている人は白血球数が多いです。これは細菌やウイルスと闘ってるからです。

風邪が治ると白血球数は減ります。症状が落ち着くからです。

数=免疫力であれば、免疫が下がった事になってしまいます。

白血病の患者さんは、通常の3倍以上の白血球数です。免疫力は高いと言えますか?。

 

参考までに白血球は大きく分けて5種類あります。

免疫は白血球等の細胞が担当する細胞性免疫と、それが作った抗体(免疫グロブリン)が担当する液性免疫があります。

予防接種で鍛える「抗体」って奴ですね。

 

それでは、抗体の量が多ければ免疫力があるのでしょうか?

抗体は、対応する細菌やウイルスによって種類が違いますので、単純に免疫グロブリン量を測ってもあまり意味がありません。

アレルギー症状が出ている時は少し免疫グロブリン量が多いでしょう。

 

抗体も大きく分けて5タイプあります。本当はもっと細かいですが、まあ良いでしょう。

一般的にどうやって測っているかといえば、例えば白血球の中のリンパ球だけ取り出して、リンパ球の中での種類や割合を調べる方法。

CD4とCD8とB細胞と…色々と専門用語が並びます。

 

それでは他の4種類の白血球はないがしろです。抗体だって判断材料から外れています。

じゃあ、どうやって正確に測るの?

その人が元気かどうかじゃないですか?それがその方にとっての「免疫の意味」だと思います。

風邪を引きにくくなった。運動ができるようになった。身体の調子が良い。

結局、科学的にどうこうと言っても、最終的にはそんなところに落ち着きそうです。いまのところは。

20年ほど血液検査をやっていた者のボヤキでした。

 

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

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