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2017/11/12(日)

健康豆知識「玄米は本当に身体に良いのか。デメリット編」

カテゴリー:健康豆知識

 

玄米の話の続きです。

「食物繊維が多いから、身体に良いんじゃないか。」

という結論が前回までの「メリット編」の話でした。

食物繊維は腸内環境に非常に大切です。

では、そもそも食物繊維って何?ってところで。

「人の消化酵素では消化できない成分」というのが正確なところのようです。

水溶性とか不溶性とか、色々と分類がありますが専門的なところは専門的なページに譲りましょう。

とにかく消化の悪そうなものに大量に含まれているイメージで間違いないと思います。

乾燥切干大根、ライ麦粉、乾燥キクラゲ、干しシイタケなどなど。

100gあたりの含有量なので、正確な数字の読み方をする必要がありますが、大体のイメージは掴めます。

ヒトが消化できない物質を腸内の細菌が食べて利用します。

そうすることで腸内環境が整えられ、結果として様々な恩恵を受ける事ができます。

血糖値とコレステロールの上昇の抑制、抗酸化作用、有害物質の排泄などです。

さて、「デメリット編」ではなかったのか。

というところですが、この排泄関係についてが主題です。

「排泄されるのが、不要な物には限らない」という点です。

以前、「玄米に含まれるフィチン酸が鉄を排出してしまう為、鉄欠乏性貧血になる」という話題を書いたことがあります。

あったあった。これこれ。

http://ameblo.jp/kazuphel/entry-12261687780.html

訂正記事を追加して修正しましょう。

それほど強力な排泄作用は無いという事でした。

ですから、玄米ばかり食べているからと言って、貧血になるとは限らないようです。

さて、主題である過去記事の訂正が終わったところで本題に移りましょう。

「玄米食のデメリットとはアブシジン酸による細胞毒性」です。

マズイだの消化に悪いだのは、どうにかできるレベルのデメリットです。

発芽をするタイミングは複雑に調節されています。それに大きく関わるのが「アブシジン酸」という物質です。

米視点で考えると、発芽する前に食べられると困るので、発芽前の状態では毒性があると考えると少し納得できるかもしれません。

ヒトというか、生物が細胞の中に持っている「ミトコンドリア」というエネルギー製造する構造を傷つけるという、非常に問題の大きい毒性です。

ミトコンドリアを壊されると、生物はエネルギーを作る事ができなくなってしまうからです。というと少し大げさかもしれませんが、大きく間違っていないと思います。

さて、どうやって無毒化するか。という点ですが、ズバリ

「発芽玄米にする」

という方法です。

発芽抑制物質ですから、発芽させてしまえば無毒化できるじゃん。という単純な方法です。

ただし、注意が必要。

市販されている玄米、水に漬けてちゃんと発芽するでしょうか?

発芽しないのであれば、それは死んだ玄米ですから、アブシジン酸は無害化できません。

他にも残留農薬とか異物混入とか放射線同位体とか、色々理由がありますので、ちゃんと食べる玄米は選びましょう。

過去の間違った記載のある記事ですが、対処法は間違っていませんでした。

という事で、せっかくなので残します。

★参考文献

大塚製薬株式会社ウェブサイト http://www.otsuka.co.jp/health_illness/fiber/

「横浜市菊名駅前の慢性腰痛専門整体院 一宇~ITIU~」

https://www.横浜腰痛整体.com

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