2018/03/18(日)
健康豆知識「下がっても良くない血圧」
カテゴリー:健康豆知識
高血圧は色々とリスクを伴います。
腎臓の血管は硬くなり、その機能を低下しますし、何よりくも膜下出血や、プラークが飛んで肺や心臓、脳の血管を詰まらせる塞栓は非常に危険です。
ということで、血圧は下げるのが最近の常識のようになっています。
ところが。
下がってはよろしくない血圧というものがあるんです。
それは「最低血圧(拡張期圧)」です。下の血圧というと分かりやすいでしょう。
血圧は上と下があります。
心臓がギュッと縮んだ時の血圧が上。血液は全身に送り出されていきます。
心臓かフワッと弛んだ時の血圧が下。血液は全身から帰ってきます。
実は、心臓は心臓だけで血液を全身に送り込んでいるわけではありません。
心臓がギュッと縮んで血液は大動脈に送り込まれます。
上の図の矢印部分のことですね。
ここが一瞬グワッと拡がってから血液が全身に送り出されます。
補助ポンプのような役割があるおかげで、血圧は安定してきます。
人間、超ベテランの境地に近づくにつれて、大動脈の柔軟性が失われていくとどうなるか。
上の血圧は上がります。場合によってはどんどん上がります。
下の血圧が下がる事もあります。それもやはり大動脈の柔軟性が失われている証拠です。
血圧下がったよ♪下だけ。
これはよくないという話です。
異常や不調があったら、くれぐれも専門の医療機関を受診して下さい。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
「横浜市菊名駅前の慢性腰痛専門整体院 一宇~ITIU~」
https://www.横浜腰痛整体.com
※施術中は電話に出られませんので、留守番電話に自身のお名前と電話番号を入れて下さい。必ず折り返し致します。
※診察時間は14時〜21時までですがメールフォームからのご予約は24時間・年中無休で承っております。診察時間外にホームページをご覧の方は、ぜひメールフォームからのお問い合わせをお願いいたします。
※メールフォームはお名前・お電話番号・メールアドレスを入力するだけの簡単なものですのでお気軽にご利用していただけます。当院は完全予約制の為、事前にご予約をお願いしています。