2018/05/01(火)
健康豆知識「老化とは」
カテゴリー:健康豆知識
老化。人間誰しもが逃れる事ができない現象で、全ての人に等しく起こります。
ただし、それは人それぞれにスピードみたいなものが違い、いつまで経っても元気な人や、まだ若いのに老け込んでいる人など様々です。
生まれた食後どころか、受精して発生した時点から始まる「老化」について考えてみたいと思います。
「老化とはなんだろう」
トシを取る事です。
でなければ、生きている時間が経過する事です。
当たり前ですよね。
生物学的には「加齢に伴って細胞の数が減少し、生理機能が低下する事」らしいです。
「長いこと生きてきて、状態を一定に保つのがムリになるってくる状態」ですね。
細胞の数が減るのは、全身に及び、問題になるのは脳の神経細胞の数でしょうか。
脳細胞が少なくなって、容量が減る事を「脳の萎縮」と表現します。
脳以外でも様々な臓器の細胞数が減りますから、色々と不具合が生じてきます。
老化には2種類あると考えられます。
普通に老いる「生理的老化」と、病気で老いる「病的老化」です。
普通に年老いて、白髪になったりハゲたり、歯が抜けたり筋力が低下したり。
これは止められませんが、なるべく気を付けて進行をゆっくりにする事ができるかもしれません。
問題なのは「病的老化」です。
糖尿病は動脈硬化を進めます。病気で血管の老化は早まるということです。
すると、脳梗塞や心筋梗塞の原因となりますので、「糖尿病は老化を早める」と言えます。
徐々に筋力が弱るのは生理的老化ですが、例えば骨折で寝たきりになり、著しく筋力が低下するのは病的老化です。
関節の骨の変形も、関節リウマチ等は病的老化に含まれます。
いつまでも元気に活躍したいなら、出来るだけ老化を早めないように日常気を付ける必要があるのではないでしょうか。
一般的に言われている老化を早める要素は以下の通りです。
喫煙、運動不足、食べ過ぎ、飲みすぎ、肥満、高血圧、高血糖、偏った食事、保存料等の添加物などが代表だと思います。
次回の引き続き、老化について考えます。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
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